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TOKYO MODERN SANCTUARY Project

— Paradise Garage 50th Anniversary Tribute —

A4 3枚ピッチ v1.4 | エンジェル投資家初回商談用 | CONFIDENTIAL | 2026-04-28

本資料の位置づけ:初回商談用の概要版。NDA 締結後に、詳細財務モデル・Conservative / Management Case / Upside の3シナリオ感度分析・主要リスクと対応策・投資条件タームシートを開示する。


Page 1 — 哲学

なぜ、この場所が必要か。

東京のナイトライフは、商業主義的なエンタメ閉鎖的な常連コミュニティに二極化している。「音楽を本気で聴き、自分を解放する」ための純粋な空間が、東京から失われている。

それ以上に深刻なのは——音楽体験そのものの変質だ。アルゴリズムによる反復接触、文脈から切り離された消費財化、データで均一化された量産楽曲——音楽がライフスタイルや身体性から切り離されつつある。私たちは、音楽をもう一度**「自分の身体で感じる体験」**へ戻す。

「今の東京には、広告で塗り固められた『楽しさの偽物』が溢れている。我々が作るのは、100年経っても色褪せない、人間の根源的な喜びを呼び覚ます場所だ。流行に左右されない、最も堅実な文化資産になる。」

Paradise Garage は、人間本来の感覚を取り戻すための聖域である。音楽を通じて、日常の中で鈍った感覚を解きほぐし、希望・活力・自由・解放をもう一度身体に取り戻す。

ダンスフロアは、AI・SNS・監視・同調圧力・承認欲求から解放される、唯一の聖域である。

なぜ今 — 50年に一度のアンカー

1977年、ニューヨーク 84 King Street に生まれた Paradise Garage。DJ Larry Levan を中心に、人種・性別・社会的地位を超えた人々が音で繋がる「聖域」だった——現代のダンスミュージックの源流。

2027年は、その開業からちょうど50年。マーケティング予算では買えない、国際メディアが取り上げやすい不可逆の文化的タイミング。Co-Founder の DJ HEYTAHisa Ishioka は、1985年に実際にあのフロアに立ち、Larry Levan のプレイを直接体験した日本人当事者である。Hisa はのちに、Paradise Garage のあった 84 King Street の名を冠したレーベル「King Street Sounds」 を1993年に設立し、Kerri Chandler・Dennis Ferrer・Louie Vega ら次世代の才能を世界へ送り出す、シーンを象徴するレーベルへと育てた。

ダンスフロアで問われること

Paradise Garage が証明したのは、ダンスフロアが外界のあらゆる圧から解放される唯一の聖域になりうるということだった。我々が東京に再構築するのは、その同じ問いに答える場所だ——

「最後まで音と共にいられるか」

これは体力の話ではない。踊り続けることが目的ではない。ダンスフロアにいて、音を全身で浴び、外界のあらゆる圧から完全に解放されていられるか——その状態を、夜の終わりまで維持できるかが問われる。

希望(Hope) — 日常で擦り減ったものが、音とともに戻ってくる感覚
活力(Vitality) — 朝5時、最初の一曲と同じ密度で音と繋がっていられる状態
自由(Freedom) — 服装・属性・周囲の視線から解き放たれ、自分が自分のままで音の中にいられる解放感
解放(Liberation) — 抱えていた重さが音に溶けていき、魂が軽くなっていく瞬間

クラブ未経験者でも、一歩足を踏み入れれば「ここは自分を肯定してくれる場所だ」と直感できる——その体験を生むために、すべての設計判断がなされる。

3つの絶対原則

RULE内容
01 Music First音楽の解像度こそが、空間の品格を決める。「最後まで音と共にいられるか」に答えるためのすべての設計判断
02 No Dress Code音楽への敬意——それが、唯一のドレスコード
03 SustainabilityPacha Ibiza モデルを参照——再エネ・廃棄ゼロ・地域還元を、ブランディングではなく設計の前提条件として組込み

ここで認められることが、新しい基準を作る。

Paradise Garage のフロアに集まるのは、音楽を最前線で聴き続けてきた者たちだ。このシーンに受け入れられること——それは、あらゆるマーケティングでは代替できない、本物の文化的証明として機能する。DJ・ブランド・アーティスト、すべてにとって。アーティストにとって、音は世界共通の言語——国境も言葉の壁も越えて、フロアの一人ひとりとの深い共鳴を生み出す。


Page 2 — 収支計画

投資概要

項目内容
総投資額¥4億(+20%予備費 ¥8,000万を内部承認上限)
想定キャパ週末最大 700名(青山想定)
資本構造エクイティ/デット 25%以下/事前売上・運営収益の組み合わせ。エンジェル投資の受入規模・条件はタームシート交渉時に個別提示

補助金は調達計算から除外。協賛金(年¥2,700万・実事例ベース)は調達ではなく Year 1 からの固定営業収益として独立計上。

Use of Funds — ¥4億の概算配分

用途金額比率
物件取得・差入保証金¥4,500万11%
内装・防音・空調・床荷重補強¥6,000万15%
音響・照明・電源(世界最高峰のサウンドシステム)¥10,000万25%
バー・厨房・什器設備¥1,500万4%
設計・施工管理・許認可・法務¥3,000万8%
オープン前人件費・PR・マーケティング¥3,000万8%
運転資金(開業6ヶ月分)¥4,000万10%
予備費(CAPEX上振れ・必須20%)¥8,000万20%
合計¥40,000万100%

実業者からの3社以上見積もりは Phase 1(2026 Q4 末)までに取得。CAPEX 上振れ時はデット拡大シナリオに自動シフト。

複層収益モデル — 単一興行に依存しない設計

収益源内容月額レンジ(Year 1〜2)
エントランス通常週末 ¥5,500(×6)/Special ¥8,000(×2)/木曜 ¥3,000(×4)/U-23 ¥3,000(毎週枠)¥2,200〜3,250万
バー¥1,000/杯・全ドリンク別注文制(1D込み廃止)¥1,500〜2,250万
協賛タバコ・酒類(実事例ベース)/ライフスタイルブランド開拓中¥150〜225万
昼営業・スタジオスタジオ貸出・撮影・配信収録(Phase 2〜)¥125〜250万
レーベル・IP・配信Paradise Garage レーベル先行リリース/ライブ配信収益(Year 2〜)¥100〜400万

月次費用構造(Management Case・週末700名×80%集客)

区分項目月額
変動費バー原価¥502万(25%)/DJ・出演料¥470万(Special¥125万×2+通常¥30万×6+木曜¥10万×4)/変動人件費¥250万(バーテン・ドア・PA・クローク・清掃)/広告宣伝¥150万/決済手数料・消耗品¥100万¥1,472万
固定費(除返済)家賃¥625万 / GM 2名¥150万 / 役員報酬3名¥150万 / 顧問料¥30万 / 音響メンテ¥30万 / JASRAC¥15万 / 光熱¥60万 / 通信SaaS¥10万 / 保険¥10万 / 修繕積立¥30万 / 減価償却¥292万 / セキュリティ常勤¥80万¥1,482万
借入返済¥4億 ÷ 84ヶ月¥476万
月次費用合計¥3,430万

3シナリオ(初期試算・NDA 後の詳細モデルで感度分析を全面開示)

シナリオ集客率統合月商営業利益(返済前)利益率返済後手残り
Conservative(Year 1 立上げ)60%¥3,800万¥1,100万29%¥640万
Management Case(Year 2-3)80%¥5,400万¥2,400万45%¥1,940万
Upside(Year 3-7+ 定常)90%+¥6,400万¥3,200万50%¥2,740万

BEP余裕率(含返済 BEP ¥2,738万に対して):Conservative +39% / Management Case +97% / Upside +134%計画売上が BEP の約 1.6 倍ある水準を死守するという経営原則(経営目標:+59% 維持)。Management Case では集客が想定の 51% まで落ちても赤字転落しない構造

投資条件・主要リスク(詳細はNDA後に開示)

出資形態:普通株/J-KISS/優先株のいずれかを想定。バリュエーション・株式種別・取締役会構成・希薄化はタームシート交渉時に提示
主要リスク(5点):(1) 物件確保(青山)/ (2) CAPEX 上振れ/ (3) 集客変動/ (4) 風営法・近隣騒音/ (5) タバコ協賛規制——緩和策と感度分析は angel_funding_plan_v1.1.md §VIII および詳細財務モデルで開示。


Page 3 — 意義

これは、ナイトクラブ事業ではない。東京の文化資本そのものへの投資である。

ナイトクラブを入口に、音楽体験 × バー × 協賛 × スタジオ × 配信 × レーベル × IP × 海外展開へ拡張する、東京発のカルチャー・プラットフォーム。

「流行を追うビジネス」は流行が終われば消える。しかし「本質を提供するビジネス」は代替不可能であり、100年経っても価値が劣化しない最も堅実な文化資産を残す。

価値の主軸(事業のコア)

#価値内容
1カルチャーの再生失われた「音楽の聖域」を東京に再構築。アルゴリズム経済へのカウンターとして、人間の根源的な喜びを呼び覚ます場所を作る
2文化資本の創出Paradise Garage 50周年(2027)という不可逆の文化的アンカーを軸に、国際メディアが取り上げやすい東京発の文化資源を生む
3次世代インキュベーションParadise Garage のフロアと Paradise Garage レーベル(Hisa 監修)が、世界デビューの登竜門として機能。King Street Sounds がそうしたように、次の Kerri Chandler / Dennis Ferrer / Louie Vega を東京から送り出す
4グローバル発信の核Year 10 でアジア主要都市・NYC へ「Garage」ブランド空間を輸出。**3層アセット(過去:Hisa の30年キュレーション × 現場:Taishi の音響・運営監修 × 未来:Paradise Garage オリジナルレーベル)**を世界へ

3 Founder の射程

役割担い手キーワード
Sound SupervisorDJ HEYTA1985 PG 体験/東京アンダーグラウンドの「ミッシングリンク」/藤原ヒロシの DJ 的方向性決定
Executive ProducerHisa IshiokaKing Street Sounds 設立/Kerri Chandler・Dennis Ferrer・Louie Vega を世界へ/Body & Soul 日本招聘主導
Managing DirectorTaishi HitomiVISION・Contact・WREP 立ち上げ/都議会・行政交渉実績/グローバル・ハーツ取締役

10年ロードマップ

Y1-2 (2027-2028)  青山聖域化・単一拠点黒字化
                  └→ Paradise Garage 50周年グランドオープン

Y3-6 (2029-2032)  協賛拡大・スタジオ外販・ブランド確立
                  └→ Garage を東京カルチャーの発信源へ

Y7   (2034)       初期投資 ¥4億 完済
                  └→ 月次返済 ¥476万が利益に転換

Y10  (2037)       アジア主要都市・NYC へ「Garage」ブランド空間輸出
                  └→ 過去 × 現場 × 未来 の3層アセットを世界へ

副次的価値(経済リターンの設計)

カルチャー創出を主軸としつつ、単一の興行収入に依存しない複層収益構造により、経済リターンも構造的に成立可能性を高める設計とする。

  • Year 2-3 で定常的な営業利益確保(Management Case:月¥2,400万・返済後¥1,940万 = 年¥2.3億)
  • Year 7 ¥4億完済 — 月次返済 ¥476万が全額利益に転換
  • Year 10 空間輸出 — IP ライセンス/ブランドフランチャイズ/M&A/PE セカンダリー/IPO 等、複数経路を Exit 候補として設計
  • エンジェル投資家の Exit 期間目安:5〜10年(配当・追加ラウンドのセカンダリー・M&A・IP ライセンス展開・海外展開時の持株会社化等)

次のステップ

ステップ内容
①個別 NDA 締結詳細財務モデル・3シナリオ感度分析・リスク全開示の共有
②事業詳細説明(DD)Lightpaper v1.54 + 3 Founders との対話
③タームシート交渉バリュエーション・株式種別・取締役会構成
④1st クローズ2026 Q4 目標・Phase 1 Gate 達成後

ここで鳴り響く音は、東京の新しいスタンダードになる。


詳細版financial/angel_funding_plan_v1.1.md事業全体whitepaper/lightpaper_v1.54.md

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Whitepaper v1.55 / Paradise Garage 50 / Tribute Movement / First Pitch v6.9 — CONFIDENTIAL — 無断転載禁止