Lightpaper v1.6  |  2026-04-26  |  CONFIDENTIAL

Paradise
Garage
2.0

東京に、音楽の聖域を。

Larry Levanの哲学を2027年の東京に再実装する。
84 King Streetの実験が証明したことを、青山から世界へ。

Whitepaper v1.5 / CONFIDENTIAL
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クラブは
死んでいない。
ただ、魂を
失っただけだ。

東京のナイトシーンは世界水準のインフラを持つ。しかし「音楽のための空間」はほぼ存在しない。照明演出、SNSのためのフォトスポット、テーブルサービスの売上——あらゆるものが、踊り続けるための空間設計を犠牲にしてきた。

風営法改正後も本質は変わっていない。器は整備されたが、哲学は空白のままだ。

Larry Levanが84 King Streetで証明したのは、音響と哲学が一致するとき、空間は文化の発祥地になるということだ。Paradise Garageは、その実験を2027年の東京で再現する。

1987年のParadise Garage終焉は、単なるサウンドシステムの問題ではなかった。HIVクライシス、地価高騰、家主との契約満了、そして「会員制クラブ」という形式そのものへの社会的逆風が重なった構造的崩壊だった。Paradise Garageはこの教訓を前提として組み込む——(1) 物件は長期賃貸契約+売上スライド方式で家主と利害を一致(2) クラブ/ライブ/スタジオ/協賛の多角収益で特定収益への依存を解消(3) RULE 03の3ゾーン設計で会員制と開放性を両立。哲学を守るための、3層の再発防止設計である。

懐古ではない。再実装だ。

4つの絶対原則

RULE 01–04は変更・希薄化・商業化の対象外。

RULE 01
Music First
すべての設備投資・空間設計は「最後まで踊り続けられるか」という問いに答えるためにある。Funktion-OneとHOLOPHONIXによるspatial audioは、商業的妥協を一切許さない。音楽が主役であり続けること——これは交渉の対象ではない。
RULE 02
No Dress Code
音楽への敬意が唯一のドレスコード。あなたが何者であるかは関係ない。音楽を聴きに来たかどうか、それだけが問われる場所。Paradise Garageが1977年に宣言したこの原則を、2027年の東京で完全に復元する。
RULE 03
Sacred Space
Zone A SANCTUARY(撮影禁止・没入)/ Zone B SOCIAL(撮影推奨・拡散)/ Zone C ARCHIVE(公式記録)。カメラは「排除」ではなく「場所を選ぶ」設計。禁止ではなく、棲み分けが解放をつくる。
RULE 04
Sustainability
Pacha Ibiza級の環境基準。再生可能エネルギー、廃棄物ゼロ、地域コミュニティへの還元を事業モデルに組み込む。サステナビリティはブランディングではなく、設計の前提条件だ。
3つのゾーンが
一つの聖域をつくる
A
ZONE A
Sanctuary
メインフロア。撮影完全禁止。Funktion-One + HOLOPHONIX spatial audioによる没入体験。照明抑制。音楽体験の純度最優先。ここでは音楽だけが語る。
容量: 400名(週末)
B
ZONE B
Social
バー・ラウンジ・エントランス。撮影推奨・SNS歓迎。インフルエンサー自然拡散のエンジン。コミュニティの入口として機能し、SANCTUARY の哲学を外部へ伝播させる。
拡散 × コミュニティ
C
ZONE C
Archive
月1回指定イベントのみ。プロ撮影のみ・公式コンテンツ制作。翌日会員限定配信。個人撮影の代替インセンティブとして設計された、記憶の公式保管庫。
月1回 / 公式のみ
3シナリオの
財務モデル
全数値は【仮説】。確定はMTG・税理士確認後。正本: PG2_Scenarios_v1.4.xlsx
指標 α 都市型・大箱
キャパ500・¥6,000・95%
β 基本・推奨★
キャパ400・¥7,000・90%
γ 聖域・小箱
キャパ300・¥10,000・80%
統合月商【検算済】 ¥4,589万 ¥3,911万 ¥3,390万
営業利益(返済前) ¥2,163万 ¥1,712万 ¥1,392万
営業利益率(クラブ売上比) 55.4% 53.0% 51.4%
返済後手残り ¥1,687万 ¥1,235万 ¥915万
哲学整合性 △ 大箱化・純度低下リスク ◎ PG哲学維持+市場アクセシブル ○ 聖域性最大・希少性高
BEP余裕率 +58.8% +52.8% +46.3%
★ シナリオβ(¥7,000・90%集客)を投資家提示の正本とする。financial/reconcile_v1.6.py で全数値検算済。哲学・収益・BEP余裕の3軸でバランスが最も高い。
α都市型は大箱化リスク(聖域感の希薄化)、γ希少性は返済後手残りが¥915万まで圧縮(返済余裕¥440万)。
主要財務パラメータ
初期投資 / 返済
¥4億円
7年84回返済
月額返済【仮説】
¥4,761,905
固定費計上
エントランス【仮説】
¥7,000
1D込 / 週末400名×90%
協賛【仮説】
¥2,700万
タバコ年¥2,500万 + 酒年¥200万
DJ費【仮説】
¥50〜250万
レギュラー¥50万 + スペシャル¥250万×2
JASRAC
¥15万
月額固定
昼営業 / スタジオ【仮説】
¥125〜250万
月次 / 新規収益源
差入保証金
¥4,500万
物件取得時
創業者
H
DJ HEYTA
平野 雅裕
Music Director / Co-Founder
1985年、ニューヨーク・パラダイス・ガラージでLarry Levanのサウンドを直接体験。帰国後いち早くガラージ/ハウスの精神を東京に根付かせる。青山「MIX」レジデント時代は水曜夜を酸欠状態にするほどの熱狂を生み出し、DJ NORI、DJ EMMAらとともに東京アンダーグラウンドの礎を築く。David Morales、Louie Vega、Danny Tenaglia、François Kevorkian、Toru Takahashi——世界中のDJシーンを定義したアーティストたちと深く繋がる東京シーンの中核。日本クラブカルチャー史上最重要の「ミッシングリンク」。
H
Hisa Ishioka
石岡 久尚
Founder, King Street Sounds / Co-Founder
1985年、Paradise Garageと出会いLarry Levanに衝撃を受け音楽の道へ。Larry Levan、Frankie Knuckles、David Morales、Masters at Work、Body & Soul——世界中のDJシーンに影響を与えたアーティストたちを日本に紹介し、東京クラブ黎明期を牽引した。1993年、Garageの所在地「84 King Street」を冠したKing Street Soundsを設立。30年以上のハウス・カタログを継承する。
T
Taishi Hitomi
人見 太志
Venue & Operations / Co-Founder
西麻布「Space Lab YELLOW」の最後の運営責任者。2008年グローバル・ハーツ入社後、SOUND MUSEUM VISION、Contact、DJ BAR Bridge、WREPの立ち上げを担い、海外ビッグネーム招聘から渋谷のカルチャーを牽引。都議会・行政との交渉も担いパンデミック下でも東京のナイトカルチャーを守り続けた。哲学を「運営できるもの」に変換する実装責任者。
10年で、
アジアへ。
Y1–2 2027–2028
Phase 01 — 聖域化
青山聖域化・単一拠点黒字化
2027年10月プレオープン → 2027年11月グランドオープン。青山を拠点に、東京ナイトシーンの新しい基準点を確立する。RULE 01–04を完全実装した状態での初年度黒字化を目標とする。
Y3–6 2029–2032
Phase 02 — ブランド確立
安定運営・ブランド確立
協賛拡大・スタジオ外販本格化。Garage ブランドを東京のカルチャーランドマークとして定着させる。国際メディア・アーティストとの連携強化。
Y7 2034
Milestone — 完済
初期投資¥4億完済
84回目の返済完了。完全自走フェーズへ移行。返済負担ゼロの状態でキャッシュフローが最大化され、次フェーズへの投資原資を確保する。
Y10 2037
Phase 03 — 空間輸出
3層アセットを世界へ
アジア主要都市・NYC への「Garage」ブランド空間輸出。過去:King Street Sounds 30年のハウス・カタログ/現場:Taishi Hitomiの音響コンサル+運営監修/未来:Paradise Garageオリジナルレーベル——時間軸の異なる3層がひとつのフロアに同居する、世界でも稀有な構造をパッケージ化して輸出する。
¥4億円の
調達計画
エンジェル投資家(哲学投資家)
¥2.0億
2026 Q3〜Q4 — クローズ目標
日本政策金融公庫 文化施設融資
¥1.0億
2026 Q4 — 金利2-3%・据置1年
補助金(東京都・港区・J-LOD)
¥3,000万
2026 Q3〜 — 複数スキーム積み上げ
D2Cアーカイブ証書(Founding 50名)
¥3,000万
2026 Q4 — Paradise Garageオリジナル音源NFT+終身権
自己資本(3 Founders)
¥3,000万
2026 Q3 — 法人設立同時
先行収益(プレオープン・スタジオ予約金)
¥1,000万
2027 Q2〜Q3
Total Target
¥4億
デット比率25%・哲学リスク最小化設計
資金用途【仮説】
音響・防音(最優先)
¥80〜160M
物件・差入保証金
¥45M
内装・設計
¥20〜30M
照明・映像・HOLOPHONIX
¥10〜15M
運転資金
¥20M+